みなさんのお宅には使わなくなってしまった着物や和服が眠っていませんか?お気に入りの着物でも使わなければ宝の持ちぐされ。今回ご紹介するお店はそんな着物や和服を使いやすく生き返らせてくれるとても素敵なお店です。

北浦和東口を出て中山道を右に曲がるとHOPビルの向かい側にある上品な店構え。そこが知る人ぞ知る独創的なお店。“着物リメイク専門店”『楽市楽座』です。

以前、呉服屋で働いていたオーナーの深澤務さんは最近の方々の着物ばなれに頭を悩ませていました。

特に若い方などは成人式の振袖でさえレンタルで済ましてしまうことも珍しくありません。それでも和服には色使いや生地など独特の良さがあります。それをもっと伝えたい、もっと気軽に楽しんでほしいという想いが常に深澤さんの胸にはありました。


あるとき、買い物に行ったときに目に付いたものがありました。和服の生地で作ったアロハシャツ。「これなら眠っている和服も新たに使えるようにできるのではないか」と思いついたのが『楽市楽座』を始めるきっかけでした。

平成15年の11月にできたお店はまだ1年ほどではありますがすでに固定ファンが多く、ちょっとした話題のお店になっています。バッグや小物など様々なものに「和」を取り入れる和洋折衷のスタイルは、みなさんの身の回りにも浸透していることでしょう。そういったものを自分が気に入っていた和服などから作れたら・・・ちょっと素敵ですよね。



「お母様の形見の和服をリメイクされる方もいるんですよ。」とはオーナーの奥様の方子さん。全く使われずにタンスの肥やしになっているままであれば、そうして使ってもらえるほうが服も喜ぶというものでしょう。

また着物を持っていない方でも、生地だけを売っているお店や最近では和服や浴衣のリサイクルショップなどもあります。そういったところで安く購入したものを『楽市楽座』でリメイクするという方も増えているそうです。



「ちょっとしたことでもご相談ください。思わぬ発見があるかもしれませんから。」とはチーフコーディネイターの長谷川さん。リメイクについては素材や柄との兼ね合いもあるので、お客様のご要望を元にデザイナーとの相談で詳細を決めていきます。「興味はあるけどどうしたらいいかわからない」という方は一度お店で声をかけてお話しを聞いてみてください。



店内には常時200点を超えるサンプルの展示があり、チャイナドレスやキャミソール、ノースリーブやスカートなど若い方向けの洋服や帯から作ったバッグ、小物など店内を見るだけでも楽しい空間。気に入ればサンプルの販売も行っているので、お買い物のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。きっと素敵な発見があることでしょう。



楽市楽座では着物リメイク店の代理店を募集しています。
店舗運営のノウハウや仕立ての請負も行ないます。
是非一度ご相談ください。現在、川口・甲府の2店舗営業中。

楽市楽座の店舗紹介のページへ >>

<<< ひとつ新しいおすすめへ