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都心から比較的容易にアクセスできる春のレジャースポットといえば、埼玉県の秩父地方。木々が芽吹く季節にはじまり、3月下旬から4月中旬にかけては清雲寺のしだれ桜、さらに羊山公園の広大な敷地を埋め尽くすように広がる芝桜と、見どころはたくさんあります。そんな秩父路ドライブの途中で立ち寄りたいのが、「道の駅
大滝温泉」です。
奥秩父の峰々に囲まれ、荒川源流沿いに位置する「道の駅 大滝温泉」には、日帰り温泉施設「遊湯館」があります。深さ1,000mから湧き出す弱アルカリ性の温泉は、ナトリウム・塩素・炭酸水素・メタホウ酸の各イオン成分濃度が、関東でも1、2位を争うほど高い名湯。お肌がつるつるになる美人の湯としても知られ、湯上がり後もポカポカと温かいのが特長です。
浴室は、1階のお風呂が木の香りを楽しめる桧造り、そして地階が岩風呂。双方ともゆったりと大きく、たっぷりのお湯を楽しめます。もちろん、窓からみえるのは四季折々の自然。木々と、眼下を流れる荒川の清流を眺めつつの温泉は最高です!まだ肌寒さを感じる春先にはうってつけのスポットといえるでしょう。
ちなみにお座敷タイプの個室もありますので、湯上がり後もゆったりとくつろぐことが可能です。10分1000円からとリーズナブルなエステルームもあります。
湯上がり後は、「道の駅
大滝温泉」にある大滝特産品販売センターへ。しいたけや野菜、などの新鮮な季節の農産物や、手作りおなめ(なめみそ)、豆類、木工品、手芸品などが豊富に揃っています。
春にはこの地で採れた山菜も並ぶ予定です。ほろ苦くも美味しい春の山菜はぜひともお土産にしたいところですよね。
また、大滝歴史民俗資料館も併設。地域に住まう人々の生活を現した民具や道具を展示しているほか、武田信玄によって整備された道「秩父往還」、特別天然記念物ニホンカモシカなどが棲息した「奥秩父の原生林」、豊かな木材資源から「稼山(かせぎやま)」と呼ばれた大滝村の林業の歴史などを展示や資料から垣間見ることができます。 |
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秩父地方は、かならずしも肥沃な土壌に恵まれた土地ではありませんでしたが、土地が痩せ、寒暖の差が激しい土地ならではの作物が栽培されてきました。
それは、お蕎麦です。
今でも秩父は屈指のそば処として知られています。「道の駅 大滝温泉」のお食事処は、丸太作りの「郷路館」。
木のぬくもりに抱かれながら食べる手打ち蕎麦の味は格別です。さらにまだまだ、秩父ならではの田舎料理を堪能することができます。
奥秩父・大滝の名産品「中津川いも」は、山間の傾斜地、しかも砂利混じりの畑であっても育つ生命力を持っています。粘り気があって身がしまり、煮崩れしにくい反面、味は薄め。それゆえ地元産の味噌などと絡め、田楽いもとして食されることも多いとか。郷路館では、このいもを油でいためた「あぶらっころがし」が人気メニューとなっています。
もうひとつ、秩父の特産品といえば「しゃくし菜」。小松菜に似た、見た目が杓子の形をした野菜です。標高が高い秩父地方では、白菜を育てる代わりにこのしゃくし菜が古くから栽培されてきました。しゃっきりとした歯ごたえが絶妙で、漬物などにもよく利用されます。郷路館で食べられるのは、油でいためたしゃくし菜をご飯に乗せた「しゃくし菜飯」。素朴で瑞々しい菜っ葉と油がよくマッチして、食欲をおおいにそそられます。
また、秩父地方には「小昼飯(こぢゅうはん)」と呼ばれる食文化があります。簡単に言ってしまうと「おやつ」でしょうか。農作業の合間、小腹が空いたときに食べる料理のことです。「道の駅
大滝温泉」内の、寄ってっ亭「小昼」では、この小昼飯を食べることが可能。幻の味噌(おなめ)をあしらった「みそポテト」、秩父産まいたけを炊き込んだ「まいたけおにぎり」、小麦粉の中にねぎ味噌を入れて焼き上げた「たらし焼き」などを食べることができます。 |
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