雨にも負けず、台風には勝てず？
夏休みも終わりの8月28日土曜日。今年も毎年恒例の北浦和GINZAレッズ祭りがHOPビル屋上で開催されました。当初は28、29日の2日間開催する予定だったのですが、折からの台風に見舞われ、残念ながら29日は雨天中止となってしまったのです。開催された28日も小雨が落ちる微妙な空模様でした。それでも商店街のみなさんの想いが通じたのか祭りの時間中はほとんど雨も降らず、あいにくの天気にもかかわらず多くの人たちが集まり、夏休みの終わりを楽しんでいました。
「本日、GINZAレッズ祭りでございます〜！」元気の良いちんどん屋の声がHOPビル周辺に響き渡り、お祭りは幕を開けました。びっくりしている人、楽しそうにリズムに乗っている人、配られた抽選券を持って道行く人達が次第に祭り会場のHOPビル屋上に集まってきます。16:00になり毎回恒例のジャストタイムプレゼントの抽選が始まりました。会場に来ている子ども達が一枚、また一枚と抽選券を引いていきます。ジャストタイムプレゼントは16:00から20:00まで毎時間ちょうどに計5回行われるのですが、「今日は当たるまでいるぞぉ」という方もいるくらいみんな楽しみにしていました。
今回はそのジャストタイムプレゼントにも新しい目玉が加わりました。翌日29日に埼玉スタジアムで行われる浦和レッズの試合の観戦チケットが当たるのです。抽選の行われる17:00と18:00のジャストタイムプレゼントは大いに盛り上がりました。祭り会場でのパブリックビューイングは中止になってしまいましたが、当選した方はきっと試合終了間際のあの長谷部のシュートを生で体感したことでしょう。
ステージでは今年も軽音楽、フラダンス、大正琴にJazz演奏などのパフォーマンスが観客を魅了していました。なかでも最後のJazz演奏は肌寒い中、観客のみなさんの手拍子で大盛り上がり。そのステージ終了を待っていたかのように、終わったとたんに雨が降り出すというタイミングの良さで、その場にいた人たちは「みんなの力で雨を押さえていたんだね」と口々に言っていました。
また、この28、29日はGINZAレッズ商店街が主催するサッカー少年団の大会も別会場で行われていました。小学4年生を対象に去年から始まったこの大会は近県の少年団も招待して、レッズ商店街の優勝カップをかけて戦います。降りしきる雨もなんのその。こどもたちは力強くグラウンドを駆けていました。（詳しくはこちら→）
ただ、本当に心残りなのは翌日に予定されていた毎年恒例のサンバや、今年の新しい目玉ステージのプロによるフリースタイルサッカーのパフォーマンスが見られなかったことです。「今回は大きい台風だったから、一日できただけでもみなさんに喜んでもらえてよかったですよ。」とは商店街会長の大郷さん。引き続き商店街をみなさんと共に盛り上げていければ来年は素晴らしいステージをみることができるでしょう。 |
