
新春は、初詣とともに、合格祈願のためにお参りする学生さんや父兄の皆さんの姿も多く目にします。学問の神様は、合格祈願の受験生だけでなく、「勉強がはかどりますように」と学業成就の願いも受け付けてくれるもの。さっそくご紹介してみましょう。
まずは東京都文京区湯島。この地は湯島天神が合格祈願の神様として有名ですが、もうひとつ、強烈なパワーを放つスポットがあります。それが湯島聖堂。
5代将軍徳川綱吉が、儒学の振興のために孔子を祀る孔子廟を建てたのが始まり。その後、幕府直轄の学校として「昌平坂学問所」が開設されました。現在は、世界でいちばん高いといわれる孔子像や、「日本の学校教育発祥の地」の碑も建っています。
受験生に人気のアイテムは「学業成就鉛筆」。軸の部分に論語が書かれている鉛筆です。湯島天神と合わせて、ぜひお参りしてみてください。

埼玉県秩父市にある秩父神社も、学問の神様として知られています。祀られているのは、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。"八意"は、たくさんの知恵という意味で、"思"は思慮のこと。日本の神様の中でも知恵袋的な存在であることから、学問の神として知れ渡るようになりました。
秩父神社の本殿には、鮮やかな装飾が施されています。学業成就を願いたい人は、ぐるりと本殿の裏側に回ってみましょう。そこには、「北辰の梟」と呼ばれる、ふくろうの彫刻があります。体は本殿のほうを向いたまま、首は真後ろを向いて本殿を守っているわけですが、ふくろうもまた、学問の象徴です。東洋だけでなく、ギリシャ神話やローマ神話にも、知恵の象徴として描かれています。ぜひとも彫刻に、手を合わせてみてください。「北辰乃梟」が描かれた絵馬や置物も、受験生の間で人気です。境内を漂う、清々しいパワーを浴びて、いざ学問に励みましょう!!